どーも!グランデックスのまーしです!
けっこうお客さんから驚かれるのは、「え!?そんなにラフティング会社ってあるの?」ってこと。長瀞も奥多摩も10社くらいはあります。
今日は数あるラフティング会社の中で、どこを選んだらいいかというお話。
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ラフティング会社はどう選ぶ?
Q,みなさんはラフティング会社を選ぶとき、何を基準にして選びますか?
近年は全国各地、さまざまな場所でラフティングを楽しむことができます。
関東では有名なところでは、群馬県水上(みなかみ)や、埼玉県長瀞(ながとろ)、東京都奥多摩(おくたま)そのほかにも、栃木や静岡などなど。
関東圏だけでもラフティングスポットは様々です。
その中でも、1つの河川でラフティング会社が数多くある河川もあります。群馬県水上(みなかみ)なんて、20社以上がひしめき合う、ラフティングの激戦区です。
それでは何を基準に、ラフティング会社を選んだらよいのでしょうか?
価格?
スタッフ?
イメージ?
オススメされたから?
「ラフティングなんて、どこの会社でも一緒だよ」と言う方もいるかと思いますが、全くの間違いです。
ラフティングの楽しさは、選んだラフティング会社によって全然違います。
サービス面はもちろん、ツアー内容、スタッフ、更衣室やリラックススペースなどの施設、使う道具や装備、雰囲気など同じラフティング会社は1つもないです。
「他のラフティング会社行ったら最悪でした」「会社が変わるだけで、ラフティングってこんなに楽しいんですね」など、お客さんからよく聞きます。
単純に価格だけで選ぶんじゃなくて、自分たちにあったラフティング会社を選ぶことをオススメします。
中でも、安全性や信頼性について考えて選ぶ方もいると思います。
せっかく楽しく自然で遊ぶためにラフティングという川下りを選んで、休みを友達と合わせて長瀞や奥多摩など郊外まで来ているのだから、安全や信頼を基準に選ぶ方は多いのではないでしょうか?
選択を助ける1つの基準として『RAJ加盟のラフティング会社』があります。
そんな『RAJ』という機関を今日はご紹介しますね。
関連記事:安全にツアーをするために
RAJとは
RAJとは、Rafting Association of Japanの略称で、日本唯一の全国組織ラフティング協会のことです。
RAJに加盟するには厳格な審査と安全管理が必要になります。だれでも簡単にRAJに加盟できるというわけではありません。
RAJは、以下の3つを念頭に、1997年設立されました。
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自然環境への意識と啓蒙
「自然環境への意識と啓蒙」とは、かつて人々の暮らしの一部としてなくてはならなかった川。生活水準が変わっていくにつれ、人々は川から意識は離れていきました。
川には生活排水や、工業廃水、ゴミなどが放置されていても気にしなくなっていきました。
ラフティングなどのリバースポーツは、川に意識を向け、自然環境をより良くする助けになると考えられます。
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チームワークと体験活動
「チームワークと体験活動」とは、複数人乗りのラフティングボートは急流をクリアするためにチームワークによる連帯感と、クリアしたことによる達成感を得ることができます。
それをより安全に体験できるのはラフティングツアーに参加することです。
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危機管理と責任
「危機管理と責任」とは、自然の河川を利用するにあたり、リスクの理解を深め、なるべく排除し、商業ラフティングにおける責任も充分に自覚しなくてはならないということです。
自然を相手にする難しさというのはアウトドア業界では常識です。
それではRAJ加盟のラフティング会社では、どのように安全管理に努めているのかご紹介していきましょう。
RAJ加盟会社を選ぶ5つ理由
① ガイドライセンスを発行
国内唯一の発行機関です
国内唯一のラフティングの公的ガイドライセンスを発行し
加盟各社すべてのガイドは、ガイドライセンスを有しています。
RAJ加盟のラフティング会社では、お客さまをツアーにお連れするラフティングガイドは全員、RAJで認定されたライセンスが必要になります。
このライセンスを取得していない場合は、ラフティングガイドとして川には出れません。
ライセンスを取得するのには学科と実技試験共に合格する必要があり、新人スタッフはまずライセンスの取得を目指してトレーニングします。
学科では、川での危険な個所や、レスキューの方法など多岐にわたります。
実技は、実際に川にでて操船技術、レスキュー技術を審査します。
それを3人のテスター(テスターになるのにも経験と講習が必要)が採点をして、合格すると晴れてライセンス取得となります。
このライセンスを「RAJジュニアガイド」と呼んでいます。
(ライセンスを取得しても、自社内テストに合格しないとラフティングガイドとして独り立ちできません。)
また、2年以上の経験を積んだガイドは「RAJシニアガイド」になれる権利を獲得でき、次に紹介するトリップリーダー(TL)になるための講習を受けることが出来ます。
② トリップリーダー制度
質の高いツアー提供を心がけています
トリップリーダーという制度があります。トリップリーダーは、2年以上の経験を有し、4年に一度研修を受けているシニアガイドです。
各社ラフティングツアーには、必ずトリップリーダーが付いています。
トリップリーダーとはラフティングツアーを取り仕切る役目で、「TL」と略されることもあります。
ツアーの組み立てや、安全管理などを主にしています。
経験豊富なラフティングガイド(シニアガイド)にしかこの権利は与えられません。
③ 加入保険のチェック
もしもの時も安心です
各社の加入保険は、RAJによるチェックが行われています。
RAJ加盟団体は、賠償責任保険、傷害保険に加入しています。
出来る限りの危険排除はしていますが、RAJ加盟ラフティング会社は、もしものときのために保険加入が義務づけられています。
④ 安全運行に目を光らせています
まずは安全があってこそのツアーです
安全基準や運行規定、装備に基準を設け、それをクリアしたクオリティーの高いツアーを催行しています。
⑤ 毎年研修を実施
安全性の向上に余念がありません
RAJでは、ガイドや団体責任者の研修を毎年実施しています。こちらは年一回「RAJリバーガイドミーティング」と称して全国各地の河川で開催されています。
11月11日&12日に全国よりラフティングガイドが集結します。
安全に対する講習や、情報の共有、他社間のコミュニケーションの場として大事な集まりです。
久しぶりに会えるガイドもいたりして楽しみでもあります。
まとめ
見て頂くとラフティングツアーの「安全と信頼」についてしっかり考えている機関だとわかって頂けると思います。
裏を返すと、これらのことを実際に行っていない、安全管理や、サービスに不安を感じる会社もあったりします。
RAJに加盟していなくても、めちゃめちゃ楽しいラフティング会社もありますし、安全第一というラフティング会社もありますので、絶対に加盟してなきゃダメとは言えないですが、値段やイメージだけでラフティングツアー会社を選んで、「ラフティングってつまらない!」や、「ラフティングって危険!」と安易に判断されたくないという思いがあります。
そういったラフティング業界も少し知って頂き、みなさんが安全に楽しく川で遊ぶことが出来る手助けになったらいいなと思います。
自分たちにあった最高のラフティング会社で、最高のラフティングツアーを楽しんでくださいね!
それではまた!
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